腰痛に対してマッサージは無意味!?
腰痛を緩和させるにはマッサージ有効だと真先に思いつく方は多いのではないでしょうか?確かに腰痛で整形外科のリハビリに行っても、整骨院、整体院でもマッサージする事が殆どだと思います。そこで、腰痛に対するマッサージを検証したいと思います。
一時的には楽になる事がある
腰痛の多くは筋肉が硬くなり血流が悪くなる事で痛みを発生させます。 ですから、硬くなった筋肉をマッサージすれば筋肉は柔らかくなり血流も良くなるので腰痛は和らぎます。
しかし、残念ながら筋肉が硬くなるのは結果であり、原因では無いので効果は一時的です。
根本的な解決ではない
多くの場合、筋肉が硬くなり血流が悪くなって腰痛を引き起こします。しかし、筋肉が硬くなるには、筋肉の緊張が自然と緩和しないのには原因があります。
その原因の多くは背骨の歪みになります。背骨が歪むと身体のバランスが悪くなり筋肉への負荷が強くなり筋緊張が強くなります。
また、背骨が歪むと背骨の中にある神経の働きも悪くなる事で筋肉の過緊張を起こすのと、筋肉を緩める副交感神経の働きが低下してしまいます。ですから、マッサージするだけでは背骨の歪みを正すことは出来ないので、腰痛の根本的な解決法にはならないのです。
長期的には悪化させる場合がある
マッサージをすると一時的に楽になるので効果があると思い込み、背骨などの原因に対して対処を怠る事で原因は悪化します。
例えば、虫歯の痛みが痛み止めで楽になっても虫歯は治っていません。そして、虫歯を放置しているので虫歯は悪化します。これと、全く同じです。
また、筋肉は揉めば揉むほど硬い組織になってしまいます。
マッサージで腰痛を一時的に楽にさせるのと引き換えに筋肉を硬くし、原因を進行させてしまうので長期的には悪化させる原因となり得ます。