股関節痛と筋力
股関節の変形が軽度であっても、股関節回りに強く症状が出ることは決して珍しい事ではありません。関節の変形が軽度でも強く症状が起きてしまう原因は筋力低下と、使えている筋肉が少なくなっているからです。ですから、筋力アップと使える筋肉を増やす必要があります。
腸腰筋
大腰筋、腸骨筋の2つを合わせて腸腰筋と呼ばれていて、腰骨から大腿骨をつなぐ唯一の筋肉であり、股関節痛を改善させるには最も重要な筋肉となります。
大腿四頭筋
モモの前にある筋肉で大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の4つで構成されています。
特に大腿直筋は骨盤から大腿骨に繋がっている筋肉で歩行時に重要となります。
ハムストリングス
モモの裏にある筋肉で大腿二頭筋(長頭、短頭)、半腱様筋、半腱様筋の4つで形成されている筋肉で歩行の際に重要な筋肉となります。
内転筋群
モモの内側にある筋肉で薄筋、大内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋で構成されており、骨盤を安定させ、良い姿勢を保つのに重要な筋肉となります。
上記の筋肉を鍛え、使えるようにすることで股関節の変形が有っても痛みなく生活することが可能になります。
しかし、実際には痛みがあって筋トレや運動が出来ない場合は複合高周波であるヴィクトリズムを使う事で簡単に鍛える事が出来ます。