膝の痛みと運動
運動不足で筋力が足りないから膝が痛くなる、、、このように病院で言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、筋力があるに越した事はありません。しかし、筋肉量と膝痛には相関関係はありません。要するに、筋肉量が少ないから膝が痛くなることは無いのです。運動で筋肉を付けるにしても順序が大切にあります
痛みや炎症を抑える
膝に炎症を起こしていたり、体重をかけるだけで痛い状態で無理に筋トレや歩行訓練などをすれば炎症や痛みが増して悪化する可能性が大となりますので絶対にお止め下さい。
まずは、膝の痛みとなっている原因を改善させることに注力します。痛い状態が長引かさない様に対処する事が先ずは第一優先となります。
その順番を無視して無理して運動すれば、まともに動けていないので逆に筋力は低下するという悪循環に陥ります。
膝へ負担の掛からない身体にする
身体のバランスや膝関節の動きの改善、その他、関係する関節の動きの改善などを行うことで 動ける身体にしてから運動などで筋肉を付ける必要があります。
上記でも述べたように先ずは動ける身体、運動できる身体、筋力が付く身体に回復させてからでなければ効果があるどころか逆効果になるので、焦らずに順番を守りましょう。
再発防止で筋肉を使えるようにする
脚の筋力不足=膝の痛みという図式は成り立ちませんが、筋力が有るに越したことはありません。
ですから、第一段階として痛みや炎症からの回復・二段階目として膝に負荷の掛からない身体のバランス、関節可動域を手に入れる・三段階目としてウォーキングや筋トレなどで筋力を鍛えて再発防止に努める。この順番を守る事が大切になります。