ヘルニアとストレッチ

病院などで腰椎でも頸椎でもヘルニアの診断をされると医師や理学療法士にストレッチを勧められる事が多いようですが、やり方を間違えると悪化させる原因にもなりますので、下記の注意事項を参考にして下さい。

時期

ストレッチはやれば良い訳ではありません。まずは、ストレッチをやって良い段階なのかを確認しましょう。外傷などでヘルニアとなり炎症を起こしている時期にやれば益々、悪化します。経年劣化でのヘルニアでも炎症期にやれば炎症が強くなりますので、炎症が治まるまでは安静を心掛けましょう。

無理しない

痛みを我慢してストレッチを頑張る方がいますが、これは逆効果です。理学療法士さんが考えてくれたメニューを全て行わないと、リハビリは辛さを乗り越えないと、などの根性論はヘルニアでは逆効果になる可能性が高くなります。

痛みはこれ以上負荷を掛けないで欲しいとの身体からのメッセージでもあるので痛み出ない程度で行いましょう。

自己流

YouTubeなどを見てヘルニアに効くストレッチなどを行う方がいますが、お勧めできません。ヘルニアと言っても程度も違うし、年齢、体力、既往歴なども違う訳なので、

ヘルニアだからこのストレッチが良い等というヘルニアのストレッチの決定版などは存在しないと思ってください。理学療法士さんなどに作成して貰ったストレッチを試すと良いでしょう。

フォーム

ストレッチは思っているより難しいものです。教えて貰ったようにやっている様でも、外から見ればフォームがバラバラになっており、そうなると思ったようにストレッチが出来ていない事になります。教えて貰った様に出来なければ効果が無いだけでなく、逆効果となる事もあるかも知れません。鏡などを見て教えて貰ったように出来ているかチェックする事をお勧めします。