便秘と姿勢

便秘を解消するために多くの方は食物繊維、乳製品など便が出やすくなる食事や飲み物を摂取します。もちろん、大切な事です。しかし、便秘解消には姿勢の改善も欠かせません

内臓を動かすのは副交感神経

内臓を動かしているのは副交感神経という自律神経です。自律神経は脳と背骨から出ています。そして、副交感神経は脳と骨盤（仙骨）から出ています。姿勢が悪いという事は背骨や骨盤の歪みがあるという事になり、副交感神経を含む神経の働き全体が低下してしまいます。となると、当然、内臓の動きも低下するので消化、吸収、排泄が上手くいかなくなり結果として便秘を引き起こすことにつながります。

内臓の位置

内臓というのは正しい位置に遭って正しく働きます。最も多い不良姿勢では骨盤が後傾します。骨盤が後傾すると内臓が重力により下に落ちてきます。

内臓というのは正しい位置にあって正しく機能します。内臓の位置が変わると内臓の働きが低下して、消化、吸収、排泄の機能が低下する事があります。機能が少し低下した位なので病気ではないのですが、機能が少し低下して便秘を引き起こす事は珍しくありません。